今日は1月12日(火)。昨日は「成人の日」で休みのため1日遅れのお鏡開きを行いました。
年末のすす払い、大掃除から始まり門松づくり、しめ縄飾り、初詣、
七草がゆ、お鏡開き、とお正月の行事が一段落しました。
お鏡餅として年末から飾っていたお餅を「ぜんざい」として
皆でおいしく頂きました。大変おいしかったです。
ところで、このお鏡開きとはどういった意味があるのでしょう?
ネットで調べたところ、「年神様」が宿っていた鏡餅を下ろして食べ
「1年間の無病息災を願う行事。」と出てきます。
また松の内(年神様が滞在する期間で関東の方では1月7日まで、
関西以南の地域では1月15日までと言われている。)を過ぎた後に食べ、
年神様の力を授かり1年間の五穀豊穣や無病息災を願う儀式が含まれているようです。
また、松の内の期間ですが関東以北と関西以南の日付の差は
「徳川幕府第三代将軍・徳川家光」(1623年~1651年没)に
関係があるそうです。4月20日に亡くなったことを受け月命日である20日は
避けた方が良いとされ代わりに11日にお鏡開きを行うことになったそうです。
ただ、日本列島は長くて関東以南には、このことがあまり広がらなかったようで
関西以南では、15日または20日までを松の内と称するらしいです。
ただ、この地域でも11日にお鏡開きをしているところが多いようです。
いずれにしても現代では宇宙までも人類が足を延ばすような時代に突入しているので、
時代と共に正月行事の儀式が薄れてきている感じがするのは私だけでしょうか。
昔の良き時代を思いめぐらしながら「お鏡餅のぜんざい」を頂きました。
調理をしていただいた皆さんに感謝しながら・・・。 文責 佐々木