今日は、「2020年度やまなみ家族会総会」に出席しました。
やまなみ家族会とは、社会福祉法人やまなみ福祉会立ち上げ時の
原動力となった組織で精神障害児・者を持つ家族が悩みを
お互いに打ち明けながら障害を持つ「我が子・兄弟」に
どう接したらよいのか、どのように励ましたらよいのか等、
「共通する悩みを話し合う場」として昭和59年3月に会員35名で結成されました。
「平成3年12月」に作業所を開設、設立当初は風雨をしのぐ程度の
手作りの作業小屋などで野菜を作って移動販売などで収入も思うように
ならなった状況でしたが、集まった利用者たちは時には喧嘩をしながらも
明るい笑顔を作りながら毎日を過ごしていました。
この時のコンセプトとして、「仲間が集まり助け合っていけば何かができる。」
「外に向かって一歩踏み出そう。」「このまま引きこもっていてはいけない。」
お互いが地域の中で積極的に生きていこうと誓い合ったことだそうです。
時代の経過と共に「国の制度移行」に伴い平成13年7月に
家族会主体から社会福祉法人としてのやまなみ福祉会が誕生し、
今年は社会福祉法人として「20周年」の節目の年となりました。
バトンタッチを受けた者として、設立当初の基本理念
「伸び伸びと活動し生活を楽しむ。」「お互いを尊重し合い仲間と共に成長する。」
「一人の市民として地域と共に生きる。」を常に尊重しながら法人の
継続発展に取り組んでいきたいと心に念じているところです。 文責 佐々木